PLCとの決別〜同軸ケーブルモデムPN-200-C2E4導入へ〜
早い物で、PLCを導入して約1年が経過しようとしています。色々な実験の結果、短波帯へのノイズはすさまじ物であることが明確となった訳ですし、伝送速度も30Mbpsがいいところでして、サーバーには不適かという結論に達しました。で、色々探せばある物で「同軸ケーブルモデム」がなかなかいいかもしれない!との結論に達しました。
で、同軸ケーブルモデムといっても、10BASE2や10BASE5ではありません。家庭のテレビ配線用の同軸ケーブルを使ってネットワークと接続する仕掛けです。伝送速度は100Mbpsですから、LANケーブルで直接接続したのと同じではないですか。元々、テレビ配線の同軸ケーブルは、分配器を中心に各部屋へスター配線されているわけですから、とても都合がいいわけです。
NTT西日本地区は、NTTネオメイトが、NTT東日本地区は、NTT-MEにて入手可能です。私もさっそく1セット申し込みを致しました。今申し込むと、フレッツ系のアクセスサービス利用者なら月額利用料金が¥840で使えるみたいですし。買い取りだと、¥36,750なので悩むところですかね。
さてその中身ですが、テレビの同軸ケーブルに850MHz帯又は950MHz帯の±25MHz高周波を重畳するわけです。分配器のアンテナ側には、外へ電波が漏れないように漏洩防止フィルターの取付が必須となっているようです。ということは、900MHz帯のアンテナを直接接続すれば、無線LAN替わりに…(自主規制)。で、最高90dBμVの強さで同軸に出すようですから、ざっと40mW程度の電力ですかね??
年末迄にPLCを淘汰できるか楽しみです。