アメリカ製電話機と戯れる
またか!と思ったあなたは、当ブログをよくご覧頂いている素晴らしいお客様です。メタボリ親父の本領発揮!電話機ネタは、当ブログの売りの一つであります。
今回仕入れたのはこれ!
日本の600型電話機のアメリカ版でしょうか?Model500です。歴史的にはこの電話機の方が古いですかね。世に出たのは、1948年頃だそうですから、まだ日本の600型は世に出てませんね。でも、この電話機の方がやはり合理的かも知れません。構造的には600型の後継機の601型に近いです。
今回仕入れたのは、部品の製造年から、1970年代初頭の物かと推定されます。
さて、お約束の修理風景ですが、モジュラージャックの爪が折れているだけですので、古いのを切断し新しいモジュラージャックを取り付けておしまいです。
一応、ダイヤルの試験をしておきましょう。
インパルス速度5.3pps、レシオは32.3%で、こんなものかといえばこんなものかというレベルですね。
それでは、日米のダイヤル式電話機を並べてみました。
余談ですが、このmodel500のプッシュ回線版で「2500シリーズ」というのがあるのですが、こちらはまだ現役バリバリで生産されてます。
http://www.cortelco.com/Products/Other%20Feature%20products/Basic.htm
ebayあたりで探すと出てくるかも知れません。ゴールデンウィークでアメリカに行っている方、またアメリカ帰省される方で、心優しいあなた、そう今このページを見ているア・ナ・タです。是非おみやげに一台買ってきてください!数十ドルで買えるのでヨロシク!
またまた余談ですが、2500シリーズの亜種?で3554シリーズなんてのがありますが、我が家にこれのパチ物らしきがありました。
どこを見ても銘板がありませんし、ノイズ混じりでまとも動作しません。だがしか〜し、メタボリ親父の技術力でやっとこさ故障箇所が判って使えるようになりましたワン。