古いラジカセの整備 うっそ〜なんでこんな所が!
CF-1980Mark2の整備で一番苦労したのが「音が小さくて歪む」事だった。アンプ回路のこしょうやろか?と困ったことに難しい方向に進んでしまう…。実は、スピーカーの故障であった。でも、ボイスコイルが吹っ飛んでいるとかではない。スピーカーのコーン紙が外圧で押されたためにエッジが痛んでしまったのが原因であるで、押したのは誰??
このスピーカの前にいる丸い大の字の部品が、スピーカーのコーン紙を圧迫していた為だった。その為、コーン紙に押されていた方が残ってしまいエッジを痛めてしまったという事で、交換しないと直ならない事が判明した。どうりで、カバーを外した時、大の字の部品の何本かが外部からの応力で、付け根の細い部分で折れていたわけだ。
前オーナー宅で、押入の中で物に挟まれていたのが災いしたのであろうか?幸い、某ハードオフで大分前に部品取り用として確保していたCF-1980初代より、スピーカーを頂戴する事とした。MAX4Wと本家のスピーカーより1W定格が少ないが背に腹は代えられぬ。移植にて問題なく以前の音が蘇った。
エッジを痛めた本家スピーカーは、エッジの貼り替えを真剣に検討している。自分でやるか業者に頼むかそこが問題だ。
古いラジカセの整備 部品編〜バンコードとの出会い〜
今から30年くらい前でしょうか、えらく流行ったラジカセがありました。ソニーのスタジオ1980シリーズというヤツです。このラジカセは、当時ブームとなったミキシング機能を持ち、16cmウーハーと5cmツイーターの2wayスピーカーという当時のラジオ少年をくすぐるスペックでありました。
私も、1980シリーズの2代目CF-1980mark2を小遣い貯めて買いました!当時の定価¥43,800とかなり高価な物でした。
当時購入したマシンは今でも現存しておりますが、友人より「押入で長期間眠っていたラジカセがあるがいらんか?」と譲り受けたのが、なんとCF-1980mark2!それもかなりの美品でキャリングケースに入っていたので傷は少なかったです。ただ、荷物の間に挟まれていたというのが気になりました。譲り受けたのが今から6年前でしょうか。
ただ、入手当時にチェックした時、音がおかしかったのとテープが全く動作しない現象はつかんでいたのですが、また時間があるときに見てみようと思いながら、早6年も経ってしまいました。何故この時期に整備を思い立ったか?たまたまネットをウロウロしていましたら「バンドー化学のバンコード」なるものを使って、テープデッキや8mm映写機のベルトの代替になる旨紹介しているページを見つけたからです。
うれしかったですね。脳裏に6年前のラジカセを思い出し、早速整備となったわけであります。
では、バンコードを使ってベルトを作ってみます。バンコードはMonotaROのサイトで簡単に入手できます。ラジカセのベルト代替なら、1.5φが良いでしょう。ヤフオクでも見かけますが、結構高いです。
バンコードを必要な長さに切り出し、熱接着するわけですがこれがなかなか難しい。光ファイバーの熱溶着と理屈は同じ!?色々なサイトでバンコードの熱溶着の方法を紹介されてますが、やはりホットナイフを使う方法が無難でしょうか。
ホットナイフでバンコードの切断面に熱を加えて溶かし、エイっとひっつけます。この時まっすぐにひっつくように「ノギス」なんかを使ってやるのがいいそうです。
私の場合、切断面に半田ごての熱源付近のビスの頭を軽く付けて、熱を加える事をしています。多少接合面は膨らんだりしますが、聴感上どってことはないでしょう。約半日〜1日放置しますと少々引っ張ろうが切れたりはしません。これでベルトの心配は無くなりました。
カーラジオを家でまともに使う・・・その1
最近のミニコンポはラジオの性能が今ひとつだ。ウチの家では、KBS京都の送信所が近いせいか(1143kHz)毎日放送ラジオ(1179kHz)がつぶされる。また、京都送信所と大阪の送信所間の電波の狭間にある(同じ周波数で同期放送している)為か、フェーディングが起きやすく、AMラジオを楽しむには良い環境ではない。
けれど、クルマで国道1号線久御山町にあるKBS京都のラジオ送信所直近を走っていても、毎日放送のラジオは何とか聞ける。ミニコンポのおまけラジオとは比べものにならないほど性能がいい。
こんないい性能のラジオを家で使わないわれはないということで、たまたま以前にホンダ・オルティアについていた純正カーラジオを譲っていただいたのをすっかり忘れていたので、さっそく引っ張り出して工作しているのでありんす。
幸い、ケーブルが付いたコネクタが残っていたのとプリントパターンに信号名が記載されていたので、簡単に接続内容の検討はできた。
最低限接続しないと行けないのは、+B,ACC,GND,スピーカ,アンテナでしょうか。+Bはバッテリー(12V)、ACCはアクセサリで、LL+はイルミネーションであると思われる。これ以上の内容は説明するまでもないであろう。
カーラジオを自宅で使う際、直流電源の準備等色々しなくてはならない。けど、一番やっかいなのは、12Vの供給をストップすると、周波数のメモリは消えるし内蔵時計もくるってしまうし大変不便である。そこで、無い知恵を絞ってメモリをバックアップする仕掛けを考えてみた。
下記回路図をご覧あれ。
このカーラジオは、最低+BとACCに12Vが掛かっていないと電源が入らない仕様のようだ。+Bには常時バッテリーと接続され、エンジンキーをアクセサリ又はONにひねりますと、ACCに電源が供給されLCDのバックライトが点灯し時計のみ表示される。この状態で音量つまみを押すことにより電源が入る。
本回路では、12Vが供給されていない時は9Vの電池がメモリーバックアップの電源として使用され、12Vが供給されている時はダイオードの働きで9Vの電池より電流が流れないようにし、電池ができるだけ長く持つようにしている。ダイオードD1は、電池でバックアップ中に+Bへ電池の電流が流れないように入れています。そうしないとLCDのバックライトが点灯してしまいますので、すぐに電池が空っぽになってしまう。
実際は、基板のパターンカット等を行い部品を取り付けた。
バックアップ電池はこんな風に取り付けた。
この回路の追加で、電源装置からの12Vが途絶えても、周波数や時計の再設定をしなくて住むようになり大変便利!次回は、アンテナの事を少し書いてみたいと思う。
ご無沙汰してます Dynabook ACアダプタ代用品を作る?
皆様、大変お久しぶりでございます。最近、給料は上がりませんが何故か忙しい日々が続いており、ブログの更新が2ヶ月程度滞っておりました。にもかかわらず、毎日そこそこの方々にごらん頂いているようで、大変恐縮です。
さて、本日はサブマシンとして使っているdynabookのACアダプタが壊れてしまいました。新品買ってもおもしろくないので、某ハードオフにてジャンクのACアダプタを調達し、代替ACアダプタとして使えるようにしてみました。
今回調達したACアダプタはこれです。税込み¥1050也。ちょっとビミョーな金額やな。
どうも、液晶テレビのACアダプタの様ですね。出力電圧15V出力電流4Aと、まるでDynabookの為にあるようなアダプタでございます。これでDCプラグの形状と極性が一致すれば文句なしですが、残念ながらDynabookに使用されている物とは異なるタイプでした。
パーツ屋でDynabookに適合するジャックを購入し、元付いていたジャックを切り落として付け替えいたしました。壊れたACアダプタのDCジャック部分を切り落としてジョイントしても良かったのですが、見栄え重視でジャック取り付けで対応。
お陰様で、久々の復活を遂げたDynabookでありました。まぁ、純正の新品を買うよりは安い?という事にしておこう。
便利ですなぁ〜
6/2土曜日は、電気工事士の実技試験の日でして、なぜか二十ウン年ぶりにリベンジする事になりました。時代と共に工具も進歩してますね。中でも、ホーザンのP-955は高かったですが、なかなかいいです。
ケーブルの皮むき一発です。電工ナイフでの作業の1/3以下。
全国受験生の皆さん、実技試験頑張ってください。